帝国データバンクが気象・波浪・地震動などの予報業務許可事業者27社の経営実態調査の結果を27日発表した。それによると16社が増収となり、24社が黒字。気象や地震予報関連市場の規模は300億円規模になっていることが分かった。
これは同社が2011年度に決算期を迎えた気象業務法に基づく、気象・波浪および地震動の予報業務許可事業者(未上場含む)27社の収入高、当期損益、資本金、地域、設立時期などについて、2010年度と比較、調査分析を行ったもの。このうち、地震動についての業者では資本5000万円未満が全体の62.5%を占め、地域では関東が87.5%を占めた。(編集担当:森高龍二