玄葉光一郎外務大臣は4日「特例公債法案と予算はセットで通すべきであって、ある意味、日本の慣行にすべきだと思う」と語った。
玄葉外務大臣は「政調会長だったころ、大変苦労した。予算を通すときにはセットであるという慣行を野党と話し合ってしっかりつくるべきだ」と繰り返し強調し、今回の事態の深刻さを隠さなかった。
特例公債法案の難航で、予算の裏づけができないことから、玄葉外務大臣は「外務省の予算は大層ODAが占めている」と説明し「ODAなどに有償、無償を問わずに影響がでてくる可能性というのは否定できない。またパッケージ型のインフラ海外展開や相手国との信頼関係にも影響が出たりということもありえる」と懸念を示した。(編集担当:森高龍二)