富士電機リテイルシステムズが省エネ型カップ式自動販売機を発売

2012年07月26日 11:00

 富士電機の子会社である富士電機リテイルシステムズが、消費電力量を大幅に削減した新型のカップ式自動販売機を開発・発売すると発表。同社従来型機と比較して、通常運転時の消費電力量を50%以上削減しているという。

 今回発売が発表された自動販売機では、缶やペットボトルなどの自動販売機では多く搭載されているピークカット機能を備えており、冷却と加温の最適制御で、ピーク時の消費電力をカット。また、飲料の冷却・加温に使用する湯タンク及び冷却水槽を小型化するとともに、断熱性の高い材料を用いることで消費電力量を削減、原料棚・飲料ノズルなどの各部を乾燥させるためのヒータの台数と容量の削減も実現している。さらに、照明レスな自動販売機となっており、蛍光灯等の照明を使用していないという。

 さらに、同社従来型機に対し使用部品を大幅に削減することで約20%の軽量化を実現。輸送の際の環境負荷低減にも貢献するという新型の自動販売機。飲料メーカー各社が、自動販売機の節電対策に奔走する中、消費電力50%の削減を実現する自動販売機の登場は非常に良い知らせと言えるであろう。しかし、缶やペットボトルなどの自動販売機に比べてカップの自動販売機は台数が少ない。今後は、缶やペットボトルなどの自動販売機で、こういった大幅な消費電力減を実現した製品が登場することを期待したい。