帝国データバンクが遊園地やテーマパークを経営する企業126社の実態調査の結果を19日発表した。2011年の収入高は6587億3500万円となり、前期比1.1%の減少となった。収入高のうち東京ディズニーリゾートのオリエンタルランド(千葉県)が3062億7300万円と全体の46.5%を占めた。
また、年収入高100億円以上の大規模企業が健闘する一方で、中堅・小規模企業は減収が多く伸び悩み、地域別では北海道と東京を除く8地域で減収になっていた。
帝国データバンクによると、2011年の収入高を地域別に比較すると、北海道地域が前期に比べ3.3%増加、東京も0.3%増加していたが、四国は13.1%の大幅減になったほか、東北(6.9%減)、九州(6.4%減)でも6%台の減少になった。また、近畿(3.3%減)、中部(3%減)も3%台の減少になっていた。(編集担当:森高龍二)