料理や華道、ダンス、語学など師匠・講師・コーチなどが主に一般消費者を対象に教える稽古事、習い事の2011年度の市場規模が受講料ベースの推計で1兆6365億円にのぼったことが矢野経済研究所の調べで分かった。
同研究所によると、ジャンル別ではスポーツ教室が3620億円で最も多く、茶道・華道・書道・日本舞踊・囲碁・将棋・短歌・俳句・着付けといった日本文化が3554億円、絵画・写真・陶芸・手芸・フラワーアレンジメント・ガーデニングなどアートが2548億円、バレエや社交ダンスなどダンス教室が2305億円と上位を占めた。
事業者別ではフィットネスセンター市場が拡大傾向にある一方で、カルチャーセンター市場や通信教育市場は減少傾向にあるとしている。(編集担当:森高龍二)