菅義偉官房長官は28日、「経済対策のとりまとめは喫緊の課題なので政府の経済財政諮問会議を年明け早期に開きたい」と語った。
諮問会議には政府側からは安倍総理はじめ、官房長官、財務大臣、経済財政担当大臣、総務大臣、経済産業大臣の出席を予定している。日銀の白川方明総裁も加わる。
また、民間有識者として、会議メンバーに社会保障制度改革国民会議の委員でもある伊藤元重東大教授、佐々木則夫東芝社長、小林喜光三菱ケミカルHD社長、高橋進日本総合研究所理事長を内定したと菅官房長官が同日発表した。近日中に諮問会議議員として正式に任命する。
民間有識者について、菅官房長官は「国際的視野に立って、果断な経営判断を行ってきた実行力のある経営者、発信力のある学者を総理が熟慮を重ねて選ばれたものと承知している」とし「第一線で世界をまたに駆けて活躍されている方の意見は貴重だと思う」と語った。(編集担当:森高龍二)