東日本大震災追悼式の黙とうに合わせ黙とうを

2015年02月25日 07:59

 安倍総理は24日、東日本大震災での犠牲者を追悼する「東日本大震災4周年追悼式」を国立劇場で3月11日、午後2時半から執り行うのに伴い、追悼式実行委員長として当日午後2時46分に式場で行う1分間の黙とうにあわせ、ともに黙とうをささげ、冥福を祈ろうと国民に呼びかける談話を発表した。

 安倍総理は「東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から4年が経とうとしている。震災により多くの尊い命が失われた。愛する家族、親類、友人を亡くされた方々のお気持ちを思うと、今なお深い悲しみが胸に去来します」とし「政府は復興を更に加速するとともに、貴重な教訓を最大限生かし、常に最新の英知を取り入れながら、総合的な防災対策に一丸となって取り組み、災害に強い強靭な国づくりを進める」と決意を示した。

 そのうえで「式典会場での黙とうにあわせ「国民の皆様におかれましても、それぞれの場所において黙とうを捧げられますよう、お願いします」としている。

 また、菅義偉官房長官は「東日本大震災4周年追悼式の当日の弔意表明について」閣議で了解されたとし、この閣議了解を受けて「私から各省庁の長に対し、各省庁部内及び地方公共団体等において、しかるべく御配慮願いたい旨、通知する」と語った。(編集担当:森高龍二)