経済再生本部が産業競争力会議を設置 

2013年01月08日 21:09

 政府は8日開いた日本経済再生本部の初会合で、民間投資を喚起する成長戦略の具現化と推進を図るための調査・審議の場となる「産業競争力会議」を設置した。

 また、会議の有識者議員として楽天会長の三木谷浩史氏、慶応義塾大学教授の竹中平蔵氏、コマツ会長の坂根正弘氏、ローソン社長の新浪剛史氏ら9人を内定した。

 菅義偉官房長官はメンバーについて「学識経験者に加え、製造業からサービス業にわたり幅広く産業界から優れた見識を有する方にお願いをすることにした」と語った。今後、所要の手続きに基づき「議員として就任をいただく予定」としている。

 日本経済再生本部は経済財政諮問会議と連携して、日本経済再生の司令塔としての役割を担うため、内閣に設置された。

 日本経済再生本部は第2回会合を11日に予定している。(編集担当:森高龍二)