ミサイル、拉致問題 国連協力に期待 安倍総理

2013年01月09日 19:52

安倍晋三総理は9日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と電話会談し「安保理決議の明白な違反である北朝鮮によるミサイル発射への対応、深刻な主権侵害・人権侵害である拉致問題の解決に向けての総理としての決意を示したうえで、国連の協力に期待を表明した」。外務省が内容を公表した。

 それによると「潘事務総長から北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題を含む地域的及び地球規模の諸課題に向け、日本と近隣諸国が協力して取り組んでいくことへの期待が表明された」という。

 これに対し、安倍総理は総理としてのこうした問題に対する決意を示し、国連の協力に期待することも伝えたとしている。

 また安倍総理は「安保理改革を重視している」とし「実現可能な改革案を議論し、具体的進展を図る考えである」と伝え、「事務総長に協力を求めた」という。( 編集担当:森高龍二)