自民党の谷垣禎一幹事長は6日、政府・与党連絡会議後の記者会見で、連絡会議では自公の幹事長が、そろって安保法案の審議が「大詰めを迎えるので、緊張感を持ってやっていこう」と発言した旨、語った。
谷垣幹事長は、連絡会議で「13日の中央公聴会の日程も決まって、審議もいよいよ大詰めを迎えている。今週に維新の党から対案が提出されると思われるが、与党として高村正彦副総裁、北側一雄公明党副代表を中心にきちんと検討していきたい」と語ったとした。
また「国民に理解を深めていただくため、6日から安倍晋三総理に党のネット番組(CafeSta)に出演いただき、法案の重要性を説明いただく。重要局面を迎えるので政府・与党結束して緊張感を持って対応していきたい」旨、語ったと述べた。
また、井上義久幹事長からも「大詰めを迎えるので緊張感を持ってやっていきたいということだった」と紹介した。
また、衆院での安保法案の採決については「現場に今のところ任せている」とし、15日に衆院安保特別委員会で採決するのかとの問いには、現場に任せたとして、明言を避けた。(編集担当:森高龍二)