国連防災世界会議が2015年に日本で開かれることになった。6日開かれた国連総会第2委員会で採択された。外務省が発表した。
今後、国連総会本会議で正式採択される見込み。外務省では日本国内での開催都市については内閣府と連携して決めていきたいとしている。
国連防災世界会議については、ことし7月に宮城県を中心会場に開かれた世界防災閣僚会議の場で、玄葉光一郎外務大臣が2015年の国連防災世界会議のホストに向けた決意を表明するなど、会場誘致に働きかけをしていた経緯がある。
国連防災世界会議はグローバルな防災戦略を議論する。外務省によると、世界では毎年2億人が被災しているといい、その経済的損失額は年間平均で1000億ドルという。(編集担当:森高龍二)