平成23年度の高校卒業程度の認定試験に合格した人のうち、45%が大学や短大、専門学校、大学校へ進学していることが文部科学省の進路状況調査で分かった。
進学したのは前回の平成18年度に比べ5.4ポイント減少していた。一方、来年の大学などへの受験準備の人が23.4%おり、就職は8.9%だった。
高卒認定については「高校卒業と同等以上の学力を認定するものであることをもっと周知すべき」との意見が7割をこえていた。文部科学省も周知に努めていくとしている。なお、同省によると、23年度の合格者のうち2493人から有効回答を得た結果を分析したとしている。(編集担当:森高龍二)