政府はアルジェリアの隣にあるマリ国内の治安状況悪化に伴い、マリの日本大使館を一時閉鎖する。大使館員は27日にマリ国外に退避する予定。業務についてはフランスにある日本大使館内で継続する。
また、外務省はマリ全土について退避勧告を出しており、渡航についても当然、「目的のいかんを問わず延期するように」と呼びかけている。
マリ共和国では北部でテロリストや過激派集団による攻撃が発生するなど政情不安が続いている。外務省によると、今月9日にはイスラム原理主義武装集団とマリ国軍の戦闘も起き、マリ政府から要請を受けたフランスも軍を派遣しテロ集団に攻撃するなど、この戦闘で双方に死者もでているという。(編集担当:森高龍二)