新党大地の鈴木宗男代表はアルジェリア邦人拘束事件に絡んで自衛隊法の改正や在外公館の防衛駐在官の増員、日本版NSC創設などの声が高くなってきていることに触れ、「それらを言う前に、まず何があり、どう処理し、どんな結果になったのか、静かな環境の中で整理すべき」と検証を主に、その過程で、防衛駐在官の増員なども検討していくべきと提案している。
特に「アルジェリアの日本大使館がどんな役割を果たしたのか、顔が見えてこない」と提起。「大使館がどのような情報をあげ、どう活かしたか、今後の安全対策の上でもしっかり検証することが必要」とした。
鈴木代表は「今回の人質事件の犠牲者は日本人が一番多いが、日本人のなかでもターバン、ネックウォーマーで顔を隠した人は運良く拘束を免れたと証言する人もいる」という。(編集担当:森高龍二)