東京都中心に国も招致へ取り組む 平野文科相

2012年05月25日 11:00

 平野博文文部科学大臣は国際オリンピック委員会理事会で東京都が2020年の第32回オリンピック競技大会・第16回パラリンピック競技大会の立候補都市として承認されたことについて「誠に喜ばしい」との談話を24日発表した。

 平野文部科学大臣は承認されたのは「東京都をはじめ関係者の熱意のたまもので、世界一コンパクトなオリンピックを目指すコンセプトや我が国で過去に行われた多くの国際競技大会の開催実績が示す大会運営能力などが高く評価された結果」とした。

 そのうえで「オリンピック・パラリンピック開催は東日本大震災からの復興を示すものともなる」とし「文部科学省として日本開催が実現するよう、開催都市が決定される来年9月開催予定の国際オリンピック委員会総会に向け、東京都を中心に日本オリンピック委員会と国が三位一体となって、しっかりと招致活動に取り組みたい」と国としても主体的に招致活動を行っていく意向を示した。(編集担当:森高龍二)