ダイソンがヘアードライヤーを作るとやっぱり革新的?

2016年04月30日 18:18

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ダイソンは、同社初となる美容家電、Dyson Supersonic(TM)(ダイソン スーパーソニック)ヘアードライヤーを世界に先駆けて日本にて発表した。

 ダイソンは、同社初となる美容家電、Dyson Supersonic(TM)(ダイソン スーパーソニック)ヘアードライヤーを世界に先駆けて日本にて発表した。

4月28日よりダイソンの旗艦店「Dyson表参道」にて発売を開始して、5月11日より順次、全国の量販店など200店舗で先行展開する。

 従来のヘアードライヤーはヘッド部分が大きいため操作性が悪く、強い熱風で髪に過度の熱ダメージを与えることもあった。また、従来品の中には、髪がフィルターに吸い込まれて絡まる危険性があるものもある。これらの問題があったにもかかわらず、ヘアードライヤーの形状は1960年代からほとんど変わらないままだったのである。

 これらの不満を解決すべくダイソンのエンジニアが開発に挑んだDyson Supersonic(TM)ヘアードライヤーの特徴は、高速かつ狙いを定めやすい風、過度の熱ダメージから髪を守るインテリジェント・ヒートコントロール、そして、手に持ったときのバランスを考慮して設計されたデザインだ。

 創業者のジェームズ ダイソンは、「従来のヘアードライヤーの中には重く非効率で、大きな音を生じるものが多々あります。また、髪に過度の熱ダメージを与えてしまう製品もあります。そこで、私がダイソンのエンジニアに課したのが、毛髪に関する理解を科学的に深め、ダイソンとして提案すべき解決策となるヘアードライヤーの開発です」とコメントしている。

 ダイソンはこのヘアードライヤーの開発にあたり、毛髪の科学研究専用に最新鋭の実験施設を整備するなど、総額5000万ポンド(約95億円)を投資した。そしてダイソンのエンジニアは毛髪を様々な角度から研究し、ストレスへの反応や健康に保つ方法、スタイリングについての理解を進めたという。

 髪を乾かす方法は、国や地域、個人レベルにおいて多種多様だ。4年間に渡り様々なタイプの毛髪を用いた製品テストを実施し、毛髪の乾燥を機械的にシミュレーションする試験装置が作られました。実験ではこれまで、全長1652kmを超える本物の人毛を使用したそうだ。

 ダイソンがヘアードライヤーを作るとやっぱり革新的である。参考小売価格は税抜き45000円。(編集担当:久保田雄城)