建設業許可業者は1年で1万5167業者減った。国土交通省が今年3月末現在でまとめた建設業許可業者数は48万3639業者で、前年同月比で3%の減少になっていた。
同省のまとめによると、1年間に新規業者は1万6034業者あったが、廃業などの業者が3万1201業者と廃業が新規業者を上回った。22年度、23年度の2年間では新規業者3万4498業者に対し、廃業などの業者は6万4055業者と3万件近い減少になっている。
業者数を都道府県別でみると東京都が4万4896業者と全体の9.3%を占めた。次いで、大阪府の3万7363業者、神奈川県の2万7484業者が続いた。全国で最も建設業者が少ない県は高知県で3103業者だった。(編集担当:森高龍二)