安倍晋三総理は26日、G7伊勢志摩サミットについて「洞爺湖サミット以来、日本で8年ぶりのサミットになる。洞爺湖サミットはリーマンショックのわずか数か月前だったが経済についてはほとんど議論されなかった。リスクをしっかりと認識していかなければ正しい対応ができなかったということではないか」と語った。
そのうえで、安倍総理は「今回、世界経済について、しっかりとした議論で『世界経済は大きなリスクに直面をしている』という認識で一致することができた。そのリスクに立ち向かうために、『伊勢志摩経済イニシアティブ』の取りまとめについて合意できたことは大きな成果であった」と強調した。
安倍総理は「伊勢志摩経済イニシアティブに基づき、アベノミクス三本の矢を今度は世界へ展開していきたい。G7で展開していくこととなった」とアベノミクスの取り組みが間違っていないことをアピールした。
世界経済の持続的成長に向け、G7は機動的な財政出動、金融政策、構造改革での政策推進に取り組むとしている。(編集担当:森高龍二)