麻生太郎財務大臣は４日、衆議院本会議で財政演説を行った。２４年度補正予算の大要について説明したもので「長引く円高、デフレ不況を脱却し、日本経済再生の道筋を確かなものにするために、審議の上、速やかに賛同を」と一刻もはやい成立に理解と協力を求めた。
麻生大臣は「最近の経済情勢、緊急経済対策について、デフレ脱却により、雇用や所得を拡大させ、強い日本経済を取り戻すことが、この内閣に課せられた最重要課題」と強調。
そのため「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の３本の矢を一体的、かつ強力に実行していくことが重要」とし、日本経済再生にむけた切れ目のない政策対応を強調した。（編集担当：森高龍二）
