「中国カーデザイン・オブ・ザ・イヤー」を獲得したマツダの新型SUV「CX-4」

2016年11月19日 18:51

Mazda_CX-4

「中国カー・オブ・ザ・イヤー」で、「カーデザイン・オブ・ザ・イヤー」を獲得したマツダの新型SUV「CX-4」、日本未発売だが、2017年秋に導入とする噂もある

 マツダは、中国自動車専門メディア編集長クラブとPRIME RESEARCH & Consulting (Shanghai)社が主催する「2017中国カー・オブ・ザ・イヤー・第4回」において、「マツダ CX-4」が「2017中国カーデザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。マツダ車の同アワード受賞は、今回が初めて。

 「CX-4」は、マツダの「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)/Soul of Motion」を全面的に採用し、今年の6月、中国市場に向けて導入したクロスオーバーSUVだ。

 コンセプトは「Exploring Coupe(エクスプローリング・クーペ)」、エクスプローリングとは、探検を意味するエクスプローラー(explore)からとった「探検する」という意味。2015年の東京モーターショーでも公開されたコンセプトモデル「越 KOERU」の市販バージョンである。

 美しいデザインによる“際立つ存在感”、日常の扱いやすさに注力し“考えぬかれた機能性”、本格SUVに劣らない地上高と大径タイヤ、そして新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD(アイ・アクティブ・エーダブリュディー)」による高い走破性を獲得。さまざまなシーンでの「人馬一体」の走りを実現している。同時に、優れた環境・安全性能を提供価値とするCX-4は、中国国内で2016年10月末までに合計2万1860台を販売している。中国おける販売価格は15万9800元から19万8900元で、日本円にすると約275万円から340万円だ。

 CX-4のボディサイズは全長×全幅×全高4633×1840×1530mmと、ステーションワゴン並みの低い全高に大きなタイヤを組み合わせる。中国向けの同車が搭載するパワートレーンは、155psの2リッターと188psの2.5リッター4気筒直噴ガソリンエンジンで、クリーンディーゼルは非搭載だ。(編集担当:吉田恒)