新型「マツダCX-5」を世界初公開、ロサンゼルスオートショーに出品

2016年11月16日 15:42

New_CX-5

世界初公開となった新型マツダ「CX-5」、従来型のCX-5よりも伸びやかに見えるエクステリアを獲得した

 マツダは、新型「マツダCX-5」を世界初公開した。新型「CX-5」は、これまでのマツダが持っているデザイン力と技術力の全てを投入、あらゆる領域で「走る歓び」を深化させたクロスオーバーSUVだ。2017年2月より、日本ハルバ以後、順次グローバルに導入を開始する予定だ。

 新型「CX-5」の開発keywordは、ドライバーだけでなく同乗者も含めた「全ての乗員を笑顔にするSUV」。マツダがこれまで一貫して追求してきた走る歓びをさらに追及したモデルだという。

 車両運動制御技術「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークルダイナミクス)」の第1弾「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」を搭載して、人の感性に沿ったクルマづくりにより、ドライバーの意のままのパフォーマンスフィールと、高い静粛性や乗り心地など同乗者の快適性を両立する走行性能を実現した。

 新型が採用したマツダのデザインコンセプトは進化した「魂動デザイン」となり、マツダ車らしい艶やかさと精悍さを融合させたエクステリアをもたらした。同時に、すべての乗員が心地よさを感じられる内装をつくり上げた。ボディカラーはデザインの造形美を質感高く際立たせる新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初めて採用している。

 パワートレーンは、ガソリンエンジン2種「SKYACTIV-G 2.0」と「SKYACTIV-G 2.5」、クリーンディーゼル「SKYACTIV-D 2.2」を市場ごとに適切なラインアップで展開する。いずれも力強くリニアな走行性能と優れた環境性能を実現しているとする。

 なお、この新型「CX-5」は、11月18日から27日まで開催されるロサンゼルスオートショーに出品する。従来の「CX-5」は、マツダの新世代商品の第1弾として2012年に導入。以来、世界約120の国と地域で販売し、マツダの年間販売台数の約25%を占める基幹車種だ。(編集担当:吉田恒)