小宮山洋子厚生労働大臣は4日の参議院予算委員会で、生活習慣病予防のための学校での血液検査の実施について「全国の小中高校生に対して行うことについて、文部科学大臣、財務大臣とも連携をとりながら前向きに取り組んでいきたい」と答えた。
これは植松恵美子議員(民主党)が香川県での取り組み事例をあげて、小中学校で児童・生徒に対する血液検査を行うことにより、食習慣や生活習慣の見直しなど、生活習慣病予防への効果が期待でき、結果的に、将来にわたって医療費抑制の効果につながる旨の提案が行われたのに答えたもの。
平野博文文部科学大臣も「学校における健康診断では学習をしていくうえで必要な状態がきっちり維持されているかどうかということでやっているが、指摘は指摘として検討していきたい」とした。(編集担当:森高龍二)