防衛省は19日、沖縄県名護市沖の浅瀬に不時着した米軍オスプレイについて、在日米軍の情報を受け、確認された事項として「不時着の原因が搭載システム、機械系統及び機体構造を原因とするものではなく、空中給油に際して乱気流等のため給油ホースとオスプレイのプロペラのブレード(羽)が接触したことによるもの」と公表。
また搭乗していた5人のうち、2人は負傷したが、15日に1人が退院。1人は経過観察で現在入院中(意識あり)としている。事故は13日21時30分頃起きた。
一方、この約15分後に、別のオスプレイが胴体着陸した。米軍は「普天間基地に着陸時に着陸装置に故障が生じたが、通常の制御可能な状態で緩やかな着陸が行われた」とし「着陸装置以外の全ての機能は正常だった。また負傷者はなかった」と伝えた。(編集担当:森高龍二)