名護市海岸沖不時着で米側情報は「負傷者なし」

2016年12月18日 10:15

 防衛省は今月13日午後9時30分頃、沖縄県名護市東海岸から約1キロメートル沖合の浅瀬に米軍のオスプレイが不時着した際、搭乗していた5人のうち、2人が怪我をしたとしていた内容について「米側から『負傷者はなかった』との情報がきている」と17日までに発表した。

 米側から寄せられた情報だとして、防衛省が発表したところによると、不時着したのは「13日23時45分頃」で「普天間基地に着陸時、着陸装置に故障を生じたものの、所定の手順に従い、通常の制御可能な状態で緩やかな着陸が行われた」としている。

 また「当該機は着陸装置以外の全ての機能は正常であった」とし「負傷者はなかった」としている。また「同機は当時通常訓練を行っており、不時着水したオスプレイからの救難連絡を受け、着水現場に向かい、空中監視を行っていた」としている。

 政府は今回の不時着について、引き続き米側に対し、原因等も含め、更なる情報提供を求めている。(編集担当:森高龍二)