全国のゲオモバイルおよびゲオショップ1,200店で取り扱った150万台を超える中古携帯通信端末に関するデータを集計し、今年、もっとも売れた中古スマートフォンなど、2016 年の買取・販売の動向を「2016 ゲオモバイル年間ランキング」として発表した。
ゲオホールディングス<2681>の子会社ゲオは、2016年1月1日より11月30日までに、全国のゲオモバイルおよびゲオショップ1,200店で取り扱った150万台を超える中古携帯通信端末に関するデータを集計し、今年、もっとも売れた中古スマートフォンなど、2016 年の買取・販売の動向を「2016 ゲオモバイル年間ランキング」として発表した。
それによると、2016年の中古スマートフォン販売ランキングのトップ10は、アップル社製のiPhoneが独占した。販売台数を商品別でみると、SoftBank iPhone5 16GBがもっとも多く、次いでau iPhone5 16GB、SoftBankiPhone5 32GB の順で、1位~3位がiPhone5 だった。ランキン10位中に、iPhone5s が5商品、iPhone5が4商品入り、iPhone5の人気の高さをうかがわせているとしている。
一昨年発売されたiPhone6は、SoftBank iPhone6 64Gが19位、au iPhone6 64GBが20位だった。iPhone以外では、docomoXperia A SO-04E(ソニーモバイルコミュニケーションズ)14位、docomo Galaxy S4 SC-04E(日本サムスン)が16位に入っている。
中古タブレット販売台数ランキングをみると、docomo Xperia Tablet Z SO-03E(ソニーモバイルコミュニケーションズ)が1位、次いで、その他キャリアiPad mini <第1世代> Wi-Fi 16GB(アップル)、docomodtab d-01G(Huawei)の順で、トップ10にdocomoの7商品が入った。格安SIMの浸透も伴い、タブレットの販売台数は、昨対比150%で、docomo端末のシェアが39.2%だった。
また、ゲオショップが2016年1月から11月末日に取り扱った中古携帯通信機器の販売総数は約100万台、買取総数は約50万台で、メーカー別シェアは販売・買取ともにdocomo、au、SoftBankの順だった。
Softbankの買取台数シェアは、販売台数シェアに対して、3.3ポイント少ないのに対し、docomoとauの買取台数シェアは、それぞれ、1.4ポイント、1.3 ポイント多い傾向が見て取れるという。(編集担当:慶尾六郎)