菅義偉官房長官は5日のフェイスブックで「昨年の訪日外国人旅行者数が一昨年から22%増え、過去最高の2404万人を記録した。安倍内閣の4年間で約3倍の水準」と発信した。
菅官房長官は「観光客の大幅な増加はビザ緩和、消費税免税制度の拡充、航空ネットワークの拡大、入国手続きの迅速化や継続した訪日プロモーションなど、これまでの大胆な取り組みを矢継ぎ早に実行してきた結果」とし「昨年は熊本大地震や円高などの逆風もありましたが、それでも約2割も観光客が伸びており、勢いは衰えていない」としている。
これにより「訪日外国人旅行消費額も8%増加し、過去最高の3兆7476億円となった」と紹介。「政権交代前の約1.1兆円から3倍以上増えて今や鉄鋼や自動車部品の輸出額と同規模の産業にまで成長している。2020年4000万人、2030年6000万人という高みに向け、昨年策定した観光ビジョンに盛り込まれた施策を着実に実行していく」と観光立国への意欲を示した。(編集担当:森高龍二)