国益のためにも稲田大臣は辞任しかないと山井氏

2017年03月16日 07:38

 民進党の山井和則国対委員長は15日の記者会見で、学校法人森友学園の籠池泰典氏の訴訟に関わっていないと断言していた稲田朋美防衛大臣が、裁判出廷記録が明るみになったら、確認すると夫の代理で出たことがあると、一転して、訂正したことなどについて触れ「今後の国会で何を言おうが、嘘をつこうが、虚偽の答弁をしようが、それで済んでしまったら国権の最高機関としての国会の意味がなくなってしまうのではないか」と大臣としての国会答弁の重みに自覚がないのか、改めて問題だとした。

 また「南スーダンPKO部隊の日誌も隠蔽、森友学園との関係も隠蔽。このような隠蔽の防衛大臣が日本の国防の責任者で有り続けることはできない」と語り「しっかりと日本を守るという国益のためにも稲田大臣には辞任をしていただくしかない」と辞任すべきだとした。

 山井国対委員長は、そのうえで、籠池氏の国会への参考人招致を頑なに拒否し続ける自民党に対して「この問題は安倍政権の隠蔽体質、税金の無駄遣い、お友達だけを優遇するという極めて問題のある安倍政権の体質の象徴だ」と批判し、国会で追及していくとした。(編集担当:森高龍二)