沖縄負担軽減で米軍再編具体化を数ヶ月で詰める

2012年02月22日 11:00

 田中直紀防衛大臣は21日、22日の2日間の日程でワシントンD.C.で始まった在日米軍の再編に関する日米担当者級協議について「日米両国政府は抑止力を維持しつつ、沖縄の目に見える負担軽減をできるだけ早期に実現するという考えのもと、西太平洋における米海兵隊の兵力構成や嘉手納以南の土地返還に関する進め方等について、今後数ヶ月間で具体的内容を精力的に詰めていく」と述べるとともに「早期に結論を得るために全力で取り組んでいく」との考えを示した。

 田中防衛大臣は審議官級の協議についてもできるだけ早期に開きたい意向で「日程を調整中」とした。(編集担当:福角忠夫)