希望の党の小池百合子代表(都知事)は総選挙で安倍晋三総理が退いた場合、自民党と連携する可能性について「選挙の結果次第」と連携に含みを残した。
希望の党による政権交代が実現しても、安保法制、憲法9条改正を含む改憲、外国人が在住している地元での地方参政権の付与に反対など、小池色が色濃く、自民党路線と大筋では変わらない自民党政権補完勢力の傾向を強めている。今後の選挙公約がどのような文言で出されるのか、注視される。
希望の党は4日に追加公認9人を発表。ただ政策協定の内容に納得できないとして公認辞退や候補の顔ぶれに地元民進党県連から支持できないと反発され、立候補そのものを取りやめる事案もでている。4日現在の公認は2人辞退したことから199人になっている。
一方、トップダウンでなく、ボトムアップから民主主義の実現をめざし、民進党のこれまでの取り組みを含め公約に反映させていく考えの枝野幸男代表(元官房長官)率いる立憲民主党は候補者が50人を超える見通しという。(編集担当:森高龍二)