VW「Golf GTI」「Golf R」を大幅チューンアップした限定車「Performance」発売

2017年10月24日 06:18

VW Golf Performance

写真はVW Golf GTIのハイパフォーマンスモデル「Golf GTI Performance」、限定500台発売。15ps/20Nmアップを果たしたターボエンジンにゴルフ初の7速DSGを積む

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、運動性能に磨きをかけ、ブラッシュアップしたスポーツチューン限定車2車種、「Golf GTI Performance」と「Golf R Performance」を全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで発売する。

 「Golf GTI Performance」は、「Golf GTI」をベースとして、搭載する2リッター4気筒ターボエンジンを専用チューニングすることにより15ps出力アップした最高出力245ps/5000?6700rpm、最大トルクも20Nmアップした370Nm/1600-4300rpmとなった2.0TSI エンジンを採用。トランスミッションに「Golf GTI」初採用の7 速DSGを組み合わせる。加えて、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック、大径ブレーキディスクなどの特別装備を採用した本格スポーツモデルとなった。

 エクステリアにGTI Performance専用19インチアルミホイールに225/35R19タイヤを装着した。インテリアにはスポーティなマイクロフリ-スの専用シートトリムを採用し、視覚的にもスペシャルモデルであることが感じられる仕様となっている。

 一方、「Golf R Performance」は、「Golf R」をベースとして欧州最大級のエキゾーストパイプメーカーである“アクラポヴィッチ社”と共同開発した「専用チタンエキゾーストシステム」を採用し、ドライビングプロファイル機能と連動した官能的なエキゾーストサウンドと刺激的な走りを感じられるスタイリングを実現した。また、放熱性に優れた穴開きブレーキディスクや安定した制動力を発揮するパフォーマンスブレーキパッドを採用した専用ブレーキシステムを装着した。R Performance専用19インチアルミホイール&225/35R19タイヤと相まって、レーシーな足回りとなった。

 インテリアにはカーボン風のテクスチャーを施したナパレザーシートを採用し、エクステリアにもカーボンドアミラーを採用することで、内外装共通のデザインでハイパフォーマンスなイメージを演出する。

 「ボディカラーは「Golf GTI Performance」が新色のダークアイアンブルーメタリックとピュアホワイトの2色展開。「Golf R Performance」もR 専用色のラピスブルーメタリックとR に初設定となる有償オプションカラーのターメリックイエローメタリックの2 色展開だ。

 全国希望小売価格(税込)は、「Golf GTI Performance」が456.0万円、「Golf R Performance」が\599.9万円。販売台数は「Golf GTI Performance」が500台、「Golf R Performance」が100台となる。(編集担当:吉田恒)