SUBARUが航空機事業と自動車ユーザーを繋ぐ『SUBARUテックツアー・ボーイング787「中央翼」体感フライト』イベントを開催。写真は、JALの自動車輸送サービス「J SOLUTIONS WHEEL」を使って空輸した「SUBARU BRZ」の積み下ろしのデモンストレーションの模様
SUBARUは、ユーザーに「安心と愉しさ」を通じて笑顔を提供する自動車メーカーとして、世界各国で親しまれている。一方で、1917年創業の飛行機研究所をルーツとする航空機メーカーという、もうひとつの顔を持っている。
今回、SUBARUが国際共同開発の一翼を担い、その「中央翼」と呼ばれる部分などの設計製造に参画しているボーイング787型機を使用したイベント『SUBARUテックツアー・ボーイング787「中央翼」体感フライト』を2017年10月20日に開催した。SUBARUは、ボーイング787型機の「中央翼」を、2007年の初出荷以来、ボーイング787-8型、9型、10型合計で、これまでに650機以上生産している。
今回のフライトには、SUBARUがWeb上で顧客とのつながりを深めることを目的に開設している「SUBARU Webコミュニティ」の会員の中から選ばれたユーザーを招待。JALとして初就航となる成田空港?旭川空港を往復して、SUBARU生産「中央翼」が使用されたボーイング787型機の快適な飛行を体感した。
機内では、SUBARU航空宇宙カンパニーの技術者が「SUBARUの航空機製作の考え方」についてレクチャーを実施。また旭川空港では、JALオリジナルの自動車輸送サービス「J SOLUTIONS WHEEL」を使って空輸した「SUBARU BRZ」の積み下ろしのデモンストレーションを見学した。
SUBARUでは、今後もこのようなファンイベントを開催するなど、さまざまな形でユーザーに「安心と愉しさ」を提供していくとしている。(編集担当:吉田恒)