日産自動車は、同社中核のSUV「エクストレイル」に特別仕様車である「20Xi」と「20Xi HYBRID」を設定し、全国で発売すると発表した。
日産エクストレイルは発売以来、高い走破性と快適性を兼ね備えた本格SUVとして好評を得ているクルマだ。加えて、今年、追加搭載した、高速道路同一車線自動運転技術の「プロパイロット」もユーザーに好評裏に受け容れられている。
今回発売する特別仕様車「20Xi」「20Xi HYBRID」は、ガソリン車の「20X」、とハイブリッド車の「20X HYBRID」の2列シート車をベースに、エクストレイルで人気の「プロパイロット」や、「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)」「RCTA(後退時車両検知警報)」「ハイビームアシスト」「インテリジェントアラウンドビューモニター」「インテリジェントルームミラー」などの運転支援システムを標準設定としたモデルだ。
今回の特別仕様車は、先進安全技術の充実により、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている、安全運転サポート車、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに対応したクルマとなる。
日産は、「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」の取り組みのもと、クルマの「電動化」「知能化」に向けた技術開発を進めており、「エクストレイル」は「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を具現化する先進運転支援システムを搭載しているモデルとなる。
なお、特別仕様車は、「20Xi」「20Xi HYBRID」ともにエコカー減税による減税措置が適用される。価格は「20Xi」が280.368?300.996万円、「20Xi HYBRID」が307.152?327.78万円。
同時に、特別仕様車の発売に伴い、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、特別仕様車「モード・プレミア i」「モード・プレミア i HYBRID」「20Xi エクストリーマーX」「20Xi HYBRID エクストリーマーX」「助手席スライドアップシート20Xi」「助手席スライドアップシート20Xi HYBRID」を設定し、日産ディーラーで全国発売すると発表した。(編集担当:吉田恒)