田中直紀防衛大臣は就任後初のバネッタ米国国防長官との電話会談で「2+2の共同発表をはじめとする日米合意を実現していくとの見解で一致した」とし、米軍普天間飛行場の移設問題についても「従来通り変わりない」とした。普天間飛行場の危険性の除去へ名護市辺野古への代替施設建設に向けての取り組みをすすめていくことを改めて確認した格好。
また、F-35の納期が遅れるのではないかと懸念される部分について、田中防衛大臣は「印象では(納期に)変更はないと感じた」と語った。また、「神風(英男)政務官が訪米することになっているので、確認が取れるのではないかと思う」と神風政務官訪米時に納期スケジュールに変更がないか確認する意向も示した。(編集担当:福角忠夫)