野田佳彦総理は26日の衆議院本会議で社会保障と税の一体改革に伴う消費税の引き上げについて追及され「さきの総選挙の時に衆議院の任期中には消費税の引き上げは行わない。行う前に総選挙を行うとした」とし「消費税の引き上げは2014年4月で、現在の衆議院議員任期終了後であり、消費税引き上げ前には総選挙を行うことになる。従って国民に対する裏切りというのは当たらない」と述べた。
その上で、総選挙については「やりぬくべきことをやり抜いた上で(国民の)ご判断を仰ぎたい」とした。
これは代表質問で谷垣禎一自民党総裁から「(野田総理はさきの総選挙で)4年間の任期中に消費税を引き上げることを決めることに反対としていた。さきの衆議院選挙で嘘をついたことを詫び、総選挙で信を問うよう、大きな決断を促がしたい」と消費税引き上げについての認識と解散総選挙を迫られて答えた。(編集担当:福角忠夫)