ホンダは、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着し、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」シリーズの「STEP WGN Modulo X(ステップワゴン・モデューロエックス)」をマイナーモデルチェンジして、12月21日に発売した。
ステップワゴンModulo Xは、専用サスペンションや空力特性に優れた専用エクステリアなどによるスポーティでしなやかな走りで好評価されているミニバンの一台だ。
今回のマイナーモデルチェンジでは、従来のガソリンモデルのラインアップに加えて、新たにハイブリッドモデルにもModulo Xを設定したのがニュースだ。ガソリンモデルは「SPADA・Honda SENSING」、ハイブリッドモデルは「SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING」をベースとしている。
エクステリアは「Dynamic&Sporty」をデザインコンセプトに一新。専用フロントグリルや専用エアロバンパー、灯火類のデザインを変更したほか、リア周りは、従来から採用している専用テールゲートスポイラーや専用エンブレムを踏襲しながら、リアコーナーガーニッシュを新たにボディカラーと同色化することで、スポーティな印象をより際立たせている。
インテリアでは、ブラックとシルバーを基調とし、専用の本革巻ステアリングホイールや専用インテリアパネルミドルパッドにより、スポーティな中にも上質感を表現している。
走行性能・運動性能も磨き上げた。ミニバンに最適な剛性を追求したアルミホイールと専用サスペンションおよび空力特性を考慮したエアロバンパーを装着して実走テストを繰り返し、セッティングを熟成させたのだ。
ミニバン特有の外乱からの影響に対応し、乗り心地や高速走行時の直進性を追求することで、同乗者にも快適な質の高い移動空間を目指した。
新型STEP WGN Modulo Xの価格は、ガソリン車7名乗車仕様が351.0万円、同8名乗車仕様が353.16万円。ハイブリッドモデル7名乗車仕様が399.6万円である。(編集担当:吉田恒)