脆弱地盤知りながら既成事実づくりに土砂投入か

2019年01月24日 06:37

 日本共産党の志位和夫委員長は23日までのツイッターで「政府は辺野古超軟弱地盤について、ようやく設計変更の必要性を認めたが、超軟弱地盤が存在するという調査報告書は16年3月に政府に提出されていた」と指摘し、政府が隠蔽して既成事実つくりを図った疑いを提起。

 そのうえで辺野古新基地建設のための辺野古沿岸埋め立てを図る「土砂投入をやめよ」と強く求めた。

 志位委員長は超軟弱地盤が存在するという調査報告書がでていたのに「(政府は)2年間も隠し、辺野古土砂投入という既成事実を先行させた」と書き込み、「何と言う汚いやり方か」と政府のやり方を非難。そのうえで「デニー知事は(計画変更を)承認せず、基地は造れない」と断じた。

 岩屋毅防衛大臣は23日までに埋め立てに着手していない地区に脆弱地盤があるとみられるとし、地盤改良のために設計変更申請を沖縄県知事に行う意向を示していた。(編集担当:森高龍二)