米国防長官代行と辺野古が唯一の解決策だと確認

2019年01月18日 08:59

岩屋毅防衛大臣は17日、米国のボルトン大統領補佐官との意見交換、シャナハン国防長官代行との会談後の記者会見で、シャナハン国防長官代行に名護市辺野古で進めている普天間飛行場代替施設建設に向けた工事について日本側の最近の取り組みを説明し「普天間飛行場の辺野古沖への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であること」を確認したと述べた。

 そのうえで、岩屋大臣は「米軍再編計画の着実な進展、沖縄からの訓練移転の着実な実施のため緊密に協力していくこと」「米軍の安全な運用の確保の重要性を確認した」とした。

 また、ボルトン国家安全保障担当大統領補佐官と会談し「防衛大綱、中期防について説明を行うとともに、北朝鮮問題等についても意見交換を行った」と述べた。

 岩屋大臣は「新たな大綱及び中期防の策定を踏まえ、シャナハン長官代行との間で日米同盟の強化について議論を行い、今後の方向性について一致できたことは大変有意義だったと思っている。今日の結果を踏まえて、日米同盟の一層の強化に取り組んでいきたい」と述べた。岩屋大臣は「日米ガイドラインの下、同盟の抑止力・対処力の一層の強化を図っていきたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)