日産自動車、「NISSAN GT-R」2020年型“湾岸”スペックを発表、生誕50周年限定車も

2019年04月21日 10:58

NISSAN GT-R 2020 Premium Edition

写真はNISSAN GT-R 2020年モデル、写真は「GT-R Premium Edition」で、価格は1210万5720円

 日産自動車は6月に発売予定の「NISSAN GT-R」2020年モデルを発表した。あわせて、「NISSAN GT-R NISMO」の2020年モデルと「NISSAN GT-R」の生誕50周年を記念した限定モデル「NISSAN GT-R 50th Anniversary」を公開した

 究極のドライビングプレジャーを追求し、深化を続ける「NISSAN GT-R」は、日産が誇る圧倒的な性能を誇るスーパースポーツカーだ。今回、発表した2020年モデルは、妥協を廃し「速さの質」を追求し、モータースポーツで培ってきた加速やハンドリングにと知見を投入して深化を遂げたモデルだ。

 匠により1基ごとに手で組み付ける「NISSAN GT-R」の3.8リッターV型6気筒24バルブ・ツインターボエンジンは、国内量産モデル最高峰のパワーユニットのひとつだ。2020年モデルでは、「NISSAN GT-R NISMO」に採用していた、レスポンス向上に貢献するターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用した。レース用ターボチャージャーに多用されているこの技術は、吸入した空気の漏れを最小限にすることで、ドライバーの加速意図に即座に応えるレスポンスを実現している。

 この新型のターボチャージャーは、タービンブレードの枚数を減らすとともに最新の流体・応力解析を用い、形状を見直すことで出力を落とすことなくレスポンスを向上させ、コーナー立ち上がりなど、アクセルを踏み込んだ際の立ち上がり加速性能が上がったという。

 さらに、街乗りからサーキットまであらゆるシーンにおいて、より最適なギアを選択し、コーナリング時にエンジンパフォーマンスを引き出す変速を実現するため、Rモード専用のアダプティブシフトコントロール(ASC)のシフトスケジュールをアグレッシブに設定。コーナー進入時のブレーキングでは、積極的に低いギアを選択し、より鋭いコーナー進入と同時に、再加速レスポンスを上げて鋭いコーナー脱出を実現する。

 ドライバーが安心して意のままに操れるクルマには、確かなサスペンションセッティングと強力なストッピングパワーが必要なことは言うまでもない。2020年型では、速さはもちろん鋭い応答性と乗り心地の質の高さを実現したという。

 ブレーキは従来よりも軽い踏力で制動力が得られるよう、ブースター特性のチューニングにより初期ブレーキングのタッチを向上させ、短いストロークで効きが立ち上がるコントロール性の良いブレーキを実現した。これによって、市街地からワインディングロードまで、確かなブレーキの効きを感じられるという。

 ボディカラーには、見る角度により表情を変える新色のワンガンブルーを設定した。この新色は、一瞬で駆け抜ける閃光のような鮮やかなブルーが特徴だ。青色の透明ベースに光干渉顔料を追加することで、ベイエリアでの“湾岸”日没の余韻を感じさせるミステリアスな色の変化を愉しめる外板色となった。

 また、特別装備として職人が手作りで加工した青く輝くチタン製のエキゾーストフィニッシャを採用し、よりスポーティな印象を与えるこのマフラーと、新デザインのホイールが2020年モデルの存在感をより際立たせている。

 NISSAN GT-R 2020年モデルの価格は、「GT-R Pure Edition」が1063万1520円、「GT-R Black Edition」が1253万9880円、「GT-R Premium Edition」が1210万5720円。「NISSAN GT-R 50th Anniversary」「NISSAN GT-R NISMO」の詳細については項を改める。(編集担当:吉田恒)