桜問題調査へ野党76議員で構成の追及本部始動

2019年11月26日 06:23

 安倍晋三総理主催の公費での「桜を見る会」と前夜にホテルニューオータニで安倍総理の後援会が主催した「夕食会」に関して、桜を見る会の私物化や夕食会での公選法や政治資金規正法違反の疑義について真相を解明するための野党による「追及本部」が25日、立ち上がった。

 『桜を見る会』調査(招待者・予算・セキュリティー)班をはじめ「昭恵夫人ルート」班、「名簿調査(名簿作成・廃棄過程)」班、「ネット調査」班、「リアルメディア調査」班、「法務」班など8班に分かれて現地調査など詳細に調査する。

 追及本部の本部長には立憲民主党の福山哲郎幹事長、本部長代行には日本共産党の小池晃書記局長、副本部長には国民民主党の原口一博国対委員長ら3人を決め、国会議員76人で構成。れいわ新選組も参加した。

 共同通信社が全国電話世論調査で桜を見る会を巡る総理説明に信頼できるかを23日、24日で聞いた結果がマスコミ各紙に報じられているが、「信頼できる」は21.4%にとどまり、「信頼できない」が69.2%に上っていることからも、客観的資料、証拠による裏付けが強く求められている。(編集担当:森高龍二)