立憲・国民・共産・社保・社民の5野党派の幹事長・書記局長が5日会談し、安倍晋三総理が桜を見る会について国会での説明責任を果たしていない、との認識で「40日間の国会会期の延長を求める動議を提出する」ことを決めた。
立憲の福山哲郎幹事長は記者団に「疑惑は大きく膨らむばかり。安倍総理はまったく国会で説明責任を果たしていない。予算委員会の要求を政府与党は拒否し、参議院規則に則った申し入れを拒否することが2度になった」と国会軽視の姿勢を強く批判。
福山幹事長は「まったく看過できない状況だ。桜を見る会の招待者データの復元もせず、資料も出さず、ひどい状況が続いている。この状況で閉会することは許しがたい」と会期延長を求めざるを得ないことを強調した。
福山幹事長は「安倍内閣は総辞職に十分値するが、国会でこの疑惑についてまず説明しろということ」と、政治家の疑惑は疑惑を招いた政治家がきっちり説明すべきと日ごろから国会でも述べている総理だけに、自らの疑惑について説明責任を果たすよう強く求めた。
一方、内閣不信任案については6日に予定している野党5党派での党首会談での議論に委ねる考えを示した。(編集担当:森高龍二)