緊急事態宣言解除に備えて免疫力アップ。ウイルスに負けないミツバチの力が人気

2020年05月13日 05:32

画・花粉飛散数は例年並み早めの対策を

手洗いやうがい、マスクの着用はもちろんのこと、なるべく3密になる場所を避ける、ソーシャルディスタンスを心がける

 西村康稔経済再生担当大臣は5月10日に臨んだ記者会見で、新型コロナウイルスの重点対策が必要とされる「特定警戒都道府県以外」の34の県について、緊急事態宣言の解除が視野に入ってきているとの考えを示した。

 4月から停滞していた経済活動が動き出して、普段の生活に向かいはじめるのは喜ばしいことだが、その一方で、日本に先んじて外出制限などの段階的な緩和に動きだした韓国で、いきなり大規模な集団感染が報告され、第二波の感染拡大が懸念されるなど、心配の種は尽きない。

 緊急事態宣言が解除されても、またすぐに感染が拡大すれば、また日本全国が自粛生活に逆戻りだ。そうならないためにも、これまで以上に感染防止には気を配る必要がある。手洗いやうがい、マスクの着用はもちろんのこと、なるべく3密になる場所を避ける、ソーシャルディスタンスを心がける。そして万が一、感染者と接触してしまった場合でも、感染しにくいように、もし感染してしまっても重症化しないよう、自分自身の免疫力を高めておきたいものだ。

 免疫力は食事で上がるといわれているため、納豆や味噌などの発酵食品、ヨーグルトやチーズなどの乳酸菌を求める人が急増しているようだ。コロナ以前から、生活習慣病の予防や風邪、インフルエンザの感染防止目的で、これらの食品を積極的に摂り、腸内環境を整えて免疫力を上げる「腸活」が注目されていたから、その影響もあるのだろう。

 また、サントリーウェルネスの「ラクテクト」や、iHerb社が販売している、エキナセアとハーブのブレンドティー「Yogi Tea, エキナセア免疫サポート」など、サプリメントやお茶などで、できるだけ手軽に免疫力を高めようとする人も増えているようだ。

 しかし、このような状況だからこそ、腸活のような部分的な免疫力アップだけではなく、全身から免疫を向上させることも考えたい。そこで、健康意識の高い人から注目されているのが「ミツバチの恵み」だ。

 例えば、お馴染みの「ハチミツ」や、ミツバチが巣を作るときに使う天然の抗菌物質「プロポリス」には抗ウイルス活性効果があり、女王蜂だけが食べることを許された「ローヤルゼリー」には腸管免疫強化作用がある。ミツバチ由来乳酸菌「YB38」は腸活作用で免疫力上昇の腸活効果が期待できる。これらはすべて、世界各国での医科学的な研究によるエビデンスもあるので、信用できるだろう。日本でも、山田養蜂場が自社の研究機関や大学研究への助成などで、ミツバチ産品の抗菌、抗ウイルス、免疫活性効果などを明らかにしている。

 そんな山田養蜂場では、古くから感染症の予防などにも利用されてきたプロポリスを手軽に口腔・喉、手元のケアに利用できる「プロポリスリッチスプレー」や、ローヤルゼリーを酵素分解することでアミノ酸レベルにまで細かく分解し、栄養素を摂取しやすくしたサプリメント「酵素分解ローヤルゼリーキング」、抗ウイルス効果が高いといわれるマヌカ蜂蜜を48 時間じっくりと混ぜることでクリーム状にし、独特の濃厚な味わいをマイルドに抑えて食べやすくした「マヌカ蜂蜜(クリームタイプ)MG250+」など、様々なミツバチ産品の商品を展開しており、コロナ終息に必要な全身からの免疫力向上をサポートしている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは、次第に収まりつつあるようにも見える。しかし、それは皆の努力で食い止めているだけで、ウイルス自体が消滅したわけではない。今後も長く続きそうな新型コロナとの戦いに備え、免疫力を高めて、自己防衛システムを強化しておきたいものだ。(編集担当:今井慎太郎)