シャープは、4.3型タッチパネル液晶を搭載し、使いやすさを追求した業務用携帯端末「HandyBrain」<RZ-F300シリーズ>4機種を発売する。
同機は、主に流通小売業や物流業界などの現場で発注・在庫照会・商品管理などに使用される業務用携帯端末。テンキーをなくしたコンパクトな本体デザインに、タッチペン入力や、手袋をした状態でも操作できる4.3型タッチパネル液晶を搭載し、使いやすさを追求している。また、他の無線通信機器との電波干渉が少ない5GHz帯(IEEE802.11a)にも対応した無線LAN機能を標準で搭載。大容量バッテリー(別売)による約12時間の長時間駆動や耐衝撃性能を備えた堅牢設計も実現している。
さらに、ICカードを活用した業務システム構築が可能で、端末のセキュリティ機能強化にも有用な非接触無線通信規格「NFC」に新たに対応(RZ-F301/F302C/F303C)したほか、外出先からリアルタイムでのデータ送信が可能な3G通信対応モデル(RZ-F303C)など、幅広くラインアップしている。
今後も同社は、営業・販売・流通・飲食業の接客支援、チェーン店の会員カードシステム、保守・点検サービスなど多様な用途において、タブレット端末やインフォメーションディスプレイをはじめ、POSシステムやデジタル複合機などとの連携により、業務効率アップに貢献するソリューションを提案していく。