SUBARU、10月発売予定のスポーツワゴン、新型「レヴォーグ」の先行予約を開始

2020年08月23日 08:14

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SUBARU伝統のツーリングワゴン、新型「レヴォーグ」GT-H EXプロトタイプ

 SUBARUは、全国SUBARU車販売店で全天候型俊足スポーツワゴンの新型「レヴォーグ」の先行予約の受付を開始すると発表した。

 新型「レヴォーグ」は、SUBARUのツーリングワゴンに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」という伝統のグランド・ツーリングワゴンのDNAを継承。そのうえで、最新技術を結集し、「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3 つの価値を革新的に進化させたハイパフォーマンスワゴンだ。

 「先進安全」では、360 度センシングを実現し、リアルワールドにおける実用性を進化させた「新世代アイサイト」を全車標準装備。さらに、3D 高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を搭載したグレードを新たに設定することで、新次元のストレスフリーなセーフティドライビングを実現した。

 「スポーティ」では、新開発1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボは、日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300Nmの高トルクを発生。アクセルを踏み込むとしっかりとした加速感が得られ、高速道路上での合流や追い越しなども痛痒を感じさせない。同時に、少ない燃料でより多くのエネルギーを生み出す最新技術リーン燃焼などの採用によって、優れた環境性能を実現したほか、レギュラーガソリンのため経済性にも優れる。

 さらに、変速ショックのない滑らかな加速と、リニアなレスポンスを提供する「リニアトロニック」も全面的に刷新。8速マニュアルモードを採用し、変速範囲の拡大によって、発進時の力強い加速や高速巡航時の燃費向上を実現した。

 スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造により、走りの質感を飛躍的に高めた。また新デザインコンセプト「BOLDER」をSUBARU車で初採用し、Sportを大胆に表現した。

 「ワゴン価値」を追及し、快適性や積載性を実現するワゴン機能やインテリアに磨きをかけたことも特徴だ。大型センターインフォメーションディスプレイや、アイサイトX搭載グレードに採用のフル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコックピットは、運転に必要な情報の認知から操作を、よりスマートにサポートする。

 なお、新型レヴォーグをいち早く紹介する「NEW LEVORG先行展示イベント」を8 月22 日より、全国の販売店や大型商業施設で順次開催する。

 加えて、STI Sport、STI Sport EXに標準装備するドライブモードセレクトは、スポーツカーから高級車まで、クルマのキャラクターをスイッチひとつで変えることができる革新的なシステムだ。パワーユニットだけでなく、AWDシステムや電子制御ダンパー、パワーステアリング、アイサイト、エアコンに至るまで、さまざまなデバイスを緻密に制御。気分やシーンに合わせて、5つのモードから自由に使い分けることが可能となる。

 Comfort Modeは、滑らかで扱いやすい出力特性と、高級車のようなしなやかな乗り心地を提供する、快適性を重視したモード。Normal Modeは、走りの愉しさと快適な乗り心地を最適にバランスさせた、標準モード。Sport Modeは、アクセル操作に忠実なスポーティな出力特性としながらも、乗り心地も重視したモードで、さらにSport+ Modeは、アクセル操作に対するダイレクトな反応や、ロールを抑えた旋回性能、手応えのあるステアリングフィールなど、スポーツカーのような走りが愉しめるモードとなる。

 また、Individual Modeは、各デバイスの設定を、自由にカスタマイズできるモード。ドライバーモニタリングシステムと連携し、5名分まで登録可能。クルマに乗り込むと自動的にユーザーを認識し、スイッチひとつでカスタマイズした設定を呼び出すことができる。(編集担当:吉田恒)