三洋電機が小型店舗・プレハブ冷凍・冷蔵庫対応ノンフロン冷凍機開発

2011年11月22日 11:00

 三洋電機は、2009年9月に国内で初めて自然冷媒であるCO2冷媒を採用したスーパーマーケット向け冷凍ショーケース用冷凍機システムを開発し、2010年9月より商品化・発売を開始している。

 今回は、新たに小型店舗・プレハブ冷凍・冷蔵庫に対応した冷凍ショーケース用ノンフロン冷凍機1.5kW(2馬力相当)と冷凍・冷蔵ショーケース用ノンフロン冷凍機7.3kW(10馬力相当)の2機種を開発。これにより、スーパーマーケットのような大型店舗からコンビニエンスストアのような小型店舗までノンフロン冷凍機システムの提供が可能になる。なお、このノンフロン冷凍機は、平成23年度 代替フロン等排出削減先導技術実証支援事業の支援を受けており、ノンフロン型冷凍空調システムの拡大導入に向けた実証実験として、ローソンの次世代型環境配慮店舗50店舗に順次導入される。

 三洋電機は、地球温暖化防止と環境配慮型店舗の実現に向け、今後もCO2冷媒に対応した機器の開発・実用化を推進。CO2排出量削減に貢献する店舗ソリューションの開発と提供を積極的に行っていく。