東京圏での新型コロナウイルス感染症のリバウンドが起きつつあるなか、立憲民主党の辻元きよみ副代表は1日、街頭演説で地元大阪でのリバウンドによる第4波で医療現場の崩壊の深刻な状況を紹介し「コロナがリバウンドしている中、オリンピックを開催したら、絶対広がる」と警鐘を鳴らした。
辻元氏は「(地元の)大阪府高槻市では30分に1回救急車が来て、病院に入院するまで7時間から24時間待機しないといけない。第4波で1日100人以上亡くなった人の半分が大阪だった」とリバウンドの急速な拡大の深刻さを訴えた。
またウガンダ選手団9人のうち感染した2人がインドで最初に発見された変異株(デルタ株)だったことを取り上げ「五輪が原因で人が亡くなったら菅総理や小池都知事は責任を取るのか、国民、都民の命を守るべき総理と都知事がオリンピックファーストになっている」と開催ありきで今も進む2トップの姿勢を問題視した。(編集担当:森高龍二)