東京都の1日発表した新型コロナウイルスの同日の新規感染者数が673人と12日連続して前週の同じ曜日を上回った。前日(6月30日)は714人と5月26日以来の高水準になってしまっていた。緊急事態宣言も視野に入る状況で、五輪は当然「無観客」必要なら「中止」も視野に英断することが求められるような状況になりつつある。「国民の命を守る」菅総理の判断がいよいよ注視される。
感染再拡大の様相にネット上では五輪開催を疑問視する声、早くに無観客にし、ボランティアも減らせる対応をとの意見が目立つ。
「わずか10ヶ国だけ参加のサッカー南米選手権では隔離されているはずのバブル内で140人もの感染者が出ています。無観客開催でこの状況。オリンピックは南米選手権の20倍以上の規模で更に有観客。ホントに大丈夫か」と提起する声。
「(政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の)尾身さんの『普通なら、ない』という発言が忘れられない。『普通なら、ない』のであればやめましょうよ。来日したウガンダ勢での陽性者はワクチン接種を2回も受けていたし、フリーパスで大阪まで行くことを許可された関係者からは昨日新たに陽性者が見つかったし(インド株と判明)、日本とは比較にならないほど迅速かつ広範にワクチンを接種したイギリスは感染者数も減少傾向にあったにも関わらず、インド株の蔓延で1日の感染者が1万人にもなってしまっているし、来月中旬ごろまでには日本もコロナ株がインド株に置き換わると言われているし」と五輪中止の意見。
「東京オリンピックボランティア7万人の皆さん、十分にワクチンも打てずに参加し、地方への伝播を手助け、感染拡大につながる行為をしようとされていますよ。あなたが持ち帰ったウイルスで故郷の大切な方が感染してもいいですか?それでも『自己満足』の為のボランティアやりますか?」とボランティアに再考を促す声も上がっている。(編集担当:森高龍二)