首都圏4都県の五輪競技会場、全て無観客に決定

2021年07月11日 08:39

 東京に緊急事態宣言が発出されることが発表されたのを受け、東京五輪の競技会場観客数見直しのための5者協議が8日夜行われ、IOCなどと合意したとして、五輪組織委の橋本聖子会長が深夜に記者会見。東京、千葉、埼玉、神奈川での五輪競技は全て無観客とすると発表した。

 これにより学校連携プログラムも4都県での会場ではないこととなった。一方、無観客競技会場であってもIOCなど五輪関係者はそれぞれ役割を持った人たちだとして入場する。ただし、入場できる人数は一層絞っていく考えを組織委は強調した。

 橋本会長は「人流を抑え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑えるために無観客とした。止むを得ない措置」と語るとともに「コロナ禍での大会開催に理解を頂くためには無観客にした方が良い」との判断があったことも明かした。世論が開くなら無観客としていることも踏まえた。

 橋本会長は「(無観客にしたことによって)人流が抑えられ、感染が広がらなかったね、と思われるようにしたい。(緊急事態宣言が発出される、このような状況で)開催させて頂くことに感謝している。大会の意義と価値が伝わるようにしていきたい。感染症対策、人流抑制に引き続き検討していく」との考えも語った。(編集担当:森高龍二)