歴史に誠実な対応をすると蓮舫氏

2021年10月28日 06:22

 立憲民主党の蓮舫代表代行が「歴史に誠実な対応をします」と27日、いわゆる公文書に対する扱い姿勢を強調して、ツイッター発信した。

 立憲は安倍・菅政権下で公文書の隠ぺい・廃棄・改ざんが行われた問題を取り上げ「隠ぺい・廃棄・改ざんの防止」を行うとともに「公文書の不開示・黒塗りを減らします」と可能な限り情報公開していく姿勢を示す。

 民主主義の根幹を支える「公文書」管理や情報公開の在り方に関しては、森友学園への国有地払い下げをめぐり、公文書にあった安倍晋三元総理の昭恵夫人の名が削除されたり、加計学園を巡る問題で菅義偉前総理が文科省にあった公文書を「怪文書」扱いし、桜を見る会では招待者名を記した書類が、野党議員から求めのあった直後に破棄された。

 立憲は「森友・加計学園、桜を見る会、自衛隊日報、入管問題。この9年間の自民党政治の中で多くの公文書が改ざんや隠蔽をされてきました。国の政治運営のために税金を払っている、その人たちに対して事実を隠す、嘘をつく。こんな信頼できない政治はもう終わらせましょう」と歴史的な検証に堪えうる公文書管理と情報公開を進める政権への交代を提唱している。(編集担当:森高龍二)