衆院選北海道6区に立候補している新人で立憲民主党の西川将人候補(前旭川市長、52歳)に対し、ツイッター上に「西川将人 襲撃して殺してOK」との書き込みがあると北海道警から西川氏の選挙事務所に28日夜、連絡が入ったとして、西川氏が29日、記者会見で明らかにした。
西川陣営は予定していた街頭演説を中止。限られた選挙運動期間の中、絶対に許されない妨害・脅迫行為で、北海道警の徹底警備と書き込み犯の早期検挙が求められる。
西川氏は「脅迫という形で(選挙活動を)妨害していこう、あるいは不安に陥れようとする行為は断じて許すことはできない」と語った。
また佐々木隆博選対本部長は「選挙終盤にきて、完全に選挙妨害、加えて脅迫であり厳しい対応をしなければならない。これまでも、インターネットを中心として誹謗中傷は繰り返し行われてきており、いろいろな方面で被害者が発生している。今度は、にしかわ候補をターゲットに攻撃してきたもので、その延長線上にある。断じて許されない。これまでも繰り返し業務妨害が行われてきており、今回は殺人を煽る発言も加わり、放置できない状況」とし「我々としても、社会不安も考えると、告訴を考えている」とコメントを発表した。
北海道6区には西川氏のほかに、NHKと裁判している党弁護士法72条違反での新人、斉藤忠行氏(政治団体代表、30歳)と自由民主党の新人、東国幹氏(元道議会議員、53歳)=届出順=が立候補しており、激戦を繰り広げている。(編集担当:森高龍二)