シトロエンの哲学をもっとも先進的に体現したフラッグシップ“C5 X” 日本上陸

2022年09月03日 18:06

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シトロエンはいつも独走的な魅力を届ける 新型CITROEN C5 Xは、セダンとステーションワゴン、そしてSUVのメリットを併せ持った独創的なデザインだ

 ステランティス・ジャパンは、ブランドの哲学に基づく大胆で革新的、かつ快適なロングツーリングを実現するフラッグシップモデル C5Xを発表し、全国のシトロエン正規ディーラーで発売すると発表した。

 C5Xは、セダンのもつエレガンスとステーションワゴンの実用性、そしてSUVの力強さを組み合わせた独創的なデザインで中大型セグメントに新たな風を吹き込むモデルと云える。このニューモデルには、ガソリンとプラグインハイブリッド(PHEV)仕様が用意され、ユーザーが期待する現代性やステータス、そして革新性を体現した。

 C5Xは、2016年のパリモーターショーに出品した CXPERIENCE CONCEPT をベースに、2021年4月に初公開して以来、日本においてもティザーサイトで記録的なアクセスが寄せられており、マーケットの関心が高いモデルでもある。

 ボディサイズは、全長4805mm×全幅1865mm×全高1490mmという、Dセグメントの中心に位置するゆとりあるサイズとなった。ホイールベースは2785mmで、低重心でスタイリッシュなロングボディと流麗なフォルムを獲得した。

 インテリアは、広いガラスエリアに囲まれた明るいキャビン、水平基調にデザインしたダッシュボードとフロントドアまで回り込ませたウッド調のデコラティブパネルがゆとりある空間を演出する。静粛性にも配慮し複層ラミネーテッドガラスを採用し外部からのノイズを最小限に抑えた。さらにSHINE PACKには、サンシェード付きのスライディングガラスサンルーフを装備した。

 SHINE PACKのフロントシートには、空気圧で腰部をサポートするマルチポイントランバーサポート付きの電動シート(前後、高さ、バックレスト角度調整)に加え、シートヒーターとベンチレーションを装備した。さらに運転席には、乗車時にシートを自動的に後退させ、スムーズな乗車をサポートするウェルカムファンクションも搭載している。

 パワートレーンは先に記したようにふたつ。1.6リッターガソリン仕様と1.6リッターエンジンをモーターがアシストするPHEVだ。

 Pure Techと呼ぶ1.6リッター4気筒DOHCガソリンターボエンジンは、最高出力 180ps /最大トルク 250Nmを発揮。PLUG-IN HYBRID 2WDは、最高出力225ps/最大トルク360Nmを発揮する。また、燃費は17.3km/リッター(WLTCモード)だ。

 PLUG-IN HYBRID 2WDのEV走行可能距離は65kmと、平均的な1日あたりの走行距離をカバーするゼロエミッションを実現。同時に、ガソリンエンジンによりバッテリー残量を気にすることなく長距離ドライブが楽しめる。トランスミッションは、エンジンおよび電動モーターの出力に対応するため、プラグインハイブリッド専用の電動対応型8速ATである e-EAT8 を搭載した。

 1.6リッター4気筒DOHCガソリンターボエンジン(180ps/250Nm)をフロント電動モーター(110ps/320Nm)がアシストすることにより、システムトータル225ps/360Nm(フランス本社公表値)を発揮する。12.4kWhのリチウムイオンバッテリーをリアトランク下部に搭載する。

 1.6リッターガソリンエンジン+8AT、180 ps/250Nmの仕様車の価格は、484.0万円、および530.0万円。1.6リッタガソリンエンジン+モーター+8AT、225ps/360NmのPHEVは636.0万円だ。(編集担当:吉田恒)